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2026/02/04

北海道型ワーケーションマッチングイベントin東京_第2回開催レポート

北海道庁は、親子で参加できる北海道型ワーケーションの魅力を紹介するため、2025年10月19日(日)に東京でマッチングイベントを開催しました。会場には企業担当者、子育て世帯、移住希望者などが来場し、「働く」「育てる」「遊ぶ」を同時に実現するライフスタイルについて意見交換が行われました。

▶5市町によるプレゼンテーション

イベントは、5市町によるプレゼンテーションからスタート。恵庭市・浦河町・中標津町・富良野市・八雲町の出展者が「親子で滞在できるまち」をテーマに、短期保育サービス、短期移住住宅、小児向け体験プログラム、自然アクティビティなどを紹介しました。

▶体験談① 15泊16日を富良野で暮らした家族

最初に登壇したのは、共働きの夫婦と6歳・4歳の子ども2人の4人家族の、富士通株式会社 西原和秀氏でした。

西原氏は、全国の候補地を比較されたうえで富良野を選び、 令和7年4月25日〜5月10日に、15泊16日の親子ワーケーションを実施されました。

親はリモートワーク、子どもは現地幼稚園に短期入園と、日中はそれぞれの時間を過ごすスタイル。夕方からは家族で地元野菜や富良野豚を使った食事を楽しみ、休みの日には温泉や動物ふれあい体験、環境教育プログラムなどにも参加されたとのことです。

「旅行ではなく暮らしに滞在する体験になった」「子どもが地域に友達をつくり、帰る日を寂しがっていたのが印象的だった」と語られ、会場からは共感の声が上がりました。

▶体験談② 函館市・八雲町・厚沢部町をめぐる3泊4日ワーケーション研修

続いて登壇したソフトバンク株式会社の高田諒馬氏は、北海道型ワーケーション推進事業の一環として開催した函館市・八雲町・厚沢部町をめぐる3泊4日のワーケーション研修会に、家族4人で参加されました。

函館市では魚捌き体験を通じて「食と命」を学び、八雲町の「ペコレラ学舎」では星空観察や火起こし体験を実施。また、ペコレラ学舎には24時間使えるコワーキングスペースも整っており、「親は働き、子は学ぶ、が同時に成立する環境があった」と話されました。

厚沢部町では、子どもが主役の認定こども園「はぜる」を視察。
子ども一人ひとりの意思を尊重する教育方針に、深い感銘を受けたと語ります。豊かな自然に囲まれた環境の中で、子どもたちが伸びやかに過ごす姿が特に印象的だったそうです。この視察を通じて、親子ワーケーション成功の鍵は「親が安心して子どもを預けられる環境」にあると、改めて実感したといいます。

そして最後に、高田氏が強調したのは、「北海道のワーケーションは決してただの旅行ではない。親にとっては家族との関係を見つめ直す時間となり、子どもにとっては生きる力を育む大切な経験になる。」ということでした。

この言葉に、多くの参加者が深くうなずいていました。

▶「親も子も安心して参加できるスタイル」に

イベントの最後には、恵庭市のかぼちゃパイや中標津町のドーナツをはじめとする出展自治体の特産品も用意し、参加者と市町村担当者が特産品を楽しみながら直接交流できる交流会を実施しました。

また、会場にはキッズスペースを用意し、子どもたちが遊具やお絵かきセットで思い思いに遊ぶ傍らで、親は発表を聞けるよう工夫したことで、参加者から「子どもが飽きずに楽しめていたので、安心して話ができた」という声が上がるなど、自治体や参加者が意見交換しやすい時間となりました。