札幌市と旭川市の中間にある美唄市は、道内有数の米どころとして知られています。世界的彫刻家の安田侃氏の彫刻が野外展示されている「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」やラムサール条約登録湿地の「宮島沼」など、北海道らしい自然と文化に触れることができます。また、美唄市のソウルフードである「美唄やきとり」はさまざまな部位を1本の串に刺して焼く「モツ串」が特徴です。都心部まで好アクセスでありながら、豊かな自然がいっぱいな住みやすいまちです。
美唄出身の世界的彫刻家・安田侃氏の作品群が点在する、広大な敷地を持つ彫刻公園です。閉校した小学校跡地や自然を活かしたスペースに作品を展示し、小さな子供たちも感受性を育めるような、のびのびした空間づくりがされています。美しく手入れされた芝生の広場は夏は水遊び、冬は雪遊びができる格好のフィールドです。敷地内のカフェでは北海道らしいスローな時間も過ごせます。
美唄市の特産を語るうえで外せないのが「美唄やきとり」です。レバーやハツ、玉子、皮など様々な部位を1本の串に焼くモツ串は市民のソウルフードとなっています。『不老長寿の果物』と言われるハスカップは道内有数の生産量を誇り、北海道産米として初めて金賞を受賞した「おぼろづき」など農産物も豊富です。
新千歳空港からJR特急利用で約70分、レンタカーで約80分で市街地まで移動できます。また、美唄市は北海道の主要都市である札幌市、旭川市の中間に位置しているため主要都市へのアクセスも抜群です。
現在9名で活動している地域おこし協力隊は、美唄市の活性化のために様々な活動に取り組んでいます。オーストラリア出身の隊員は外国人に伝わりやすい日本語の講座を開いたり、絵が得意な隊員は市で行う活動のポスターやチラシをデザインしたりと、それぞれの個性を活かして活躍しています。
美唄市の最北に位置する空知工業団地内では、北海道では厄介ものとされている「雪」を夏まで保存し冷熱エネルギーとして活用したデータセンターの立地が進んでいます。雪冷熱エネルギーによりサーバ冷却費用を低減し、首都圏と比べて大幅なランニングコスト削減が可能になります。サーバの排熱を農業施設などで再利用することで、データセンターを中心とした産業クラスターを創出しています。
美唄市では年間通してたくさんのイベントが開催されています。イベントへの参加を通じて、地域とのつながりをつくりませんか。
5月「びばいさくら」/8月「歌舞裸まつり」
9月「ピパオイヘルシーマラソン大会」/2月「雪んこまつり」
令和元年5月、美唄市内の4施設を含む全45施設が日本遺産「炭鉄港」に認定されました。北海道の開拓時代に美唄市が発展していった炭鉱の歴史を巡るストーリーが各地に広がっています。
美唄の自然や産業、文化、人びとの暮らしなどをたどる歴史資料の収集・保存・研究を行うとともに、特色ある常設展示や企画展を開催しています。特別展示室を一般開放しているほか、視聴覚ライブラリーで映像資料を見ることもできます。
美唄市のグルメを語るうえで外せないのが「美唄やきとり」です。レバーやハツ、砂肝、内卵、皮など鶏のさまざまな部位とネギを1つの串に刺して焼いたモツ串です。昔の焼き鳥店では精肉をとった残りの内臓や皮を捨てていました。しかし昭和30年代、美唄市内で焼き鳥屋台を営んでいた三船福太郎氏が捨てられていた内臓も大切に使おうと「モツ串」を考案し、今に至ります。今もなお受け継がれ、市民のソウルフードとなっています。
ゴルフ5カントリー美唄コース(旧アルペンゴルフクラブ美唄コース)は女子プロゴルフのツアー会場になった名門コースです。北海道の雄大な自然のもとゴルフを堪能しませんか。
美唄国設スキー場の緩急の変化に富んだ全5コースは滑る人を飽きさせず、リフトの混雑も少なく、極上のパウダースノーを体感できる穴場スポットとして知られています。市街地から車で約20分の近場にあり、小中学校の授業で使われることも多いことから地域の人々にも親しまれています。
石狩平野を一望できる高台に位置する温泉旅館ピパの湯「ゆ~りん館」からは、ピンネシリ(樺戸連山)を見ることができます。青色にライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれる「洞窟露天風呂」のほか、プライベート空間を楽しめる貸切風呂やテレビが設置されているサウナなど、来た人を飽きさせない施設が充実しています。
道内最大級の空知団地内にある美唄ハイテクセンターは、平成4年に当時の経済産業省から認定を受けた「ニューメディアセンタ―」として開設されました。サテライトオフィス貸室のほか、会議室や研修室、コワーキングスペースなど、快適に業務を行える環境が整っています。
青の洞窟温泉ピパの湯「ゆ~りん館」は高台に佇む温泉宿です。高台から周辺3町が一望でき、ピンネシリ(樺戸連山)の景観は圧巻です。緑豊かな大自然の中で解放感のあるやすらぎとぬくもりのスペースが広がります。
観光からビジネスまで用途に応じてゆったりと滞在できる広いお部屋です。JR美唄駅から交通アクセスも良く、スムーズな旅程に対応できます。
美唄市
1泊2日
東京から新千歳空港まで約90分
新千歳空港からJR で約 70 分
炭鉱街として栄えた美唄市の歴史や雪氷熱を活用した「ホワイトデータセンター」の視察を通じ、そこにしかない日常に触れることでイノベーション人材育成のきっかけを創出します。
Day1
AM
移動
PM
郷土史料館
ガイドツアー
炭鉱
メモリアル森林公園 見学
安田侃彫刻美術館
アルテピアッツァ美唄見学
Day2
AM
ホワイトデータセンター見学
研究員の講話
ワークショップ
ディスカッション
PM
移動
かつて石炭の街として栄えた美唄市の歴史について学びます。 郷土史料館 や現存する産業遺産見学を通じ、美唄の今に触れます。
炭鉱閉山以降、人口減少や高齢化が進む美唄で誕生した、雪冷熱を活用した地域循環モデル構想について研究者本人から 聴き、自社 ビジネスへの 応用等を考えます 。
美唄市を含む空知エリアは、北海道の空の玄関口・新千歳空港の近郊ながら、のどかな田園風景が広がるエリアです。冷涼な過ごしやすい気候のもと、先端の設備を備えたサテライトオフィスで快適にリモートワークいただけます。また、空知エリアの自然や文化に触れられる観光プログラムも充実しています。詳しくは「モデルプラン」をご覧ください。