陸別町は十勝地方にある人口約2,300人の小さな町です。基幹産業は酪農と林業で、町の経済と生活を支えています。面積の8割が森林であり、周囲が小高い山に囲まれているため、冬期間には厳しい寒さとなり、「日本一寒い町」として知られています。時にマイナス30℃を下回ることもありますが、風雪は少ないため、日中は日差しが出て暖かく過ごすことができます。晴天率が高く、澄み切った夜空は天体観測に適しており、銀河の森天文台に口径115cmの反射式望遠鏡を設置しています。
山間にある陸別町は、星を邪魔する光が少なく、星空観察に絶好の場所です。口径115cmの反射式望遠鏡を有する「銀河の森天文台」では、星空観望会が定期的に開催され、多くの天文台ファンが訪れます。また、1989年には国内初の低緯度オーロラのカラー撮影に成功しています。「旧ちほく高原鉄道」を動態保存した「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」は、廃線跡と車両を利用した鉄道運転体験が人気で、国内唯一の1駅区間(5.7km)の運転体験が可能です。
月1回だけ作られる低温殺菌牛乳は、まろやかな甘さが引き立ちます。この牛乳を使ったカタラーナ(半解凍プリン)、地元産の完熟かぼちゃとあわせて作ったポタージュスープなど、特産品である牛乳を色々なかたちで味わえます。また、山に囲まれた陸別町ならではの特産品といえば、野生の鹿を使った鹿肉加工品です。その他にも町内で採れた行者にんにくを使用した塩や味噌、間伐の際に廃棄される枝葉から抽出したエッセンシャルオイルなど、山の恵みを身近に感じることができます。
「日本一の寒さ」を誇る陸別町の冬の代名詞といえば、2月開催の「しばれフェスティバル」。最も冷え込むこの時期は連日マイナス20℃を下回りますが、澄んだ空気と星空が美しい季節です。バルーンマンションと呼ばれる氷のかまくらで一晩過ごす「人間耐寒テスト」はしばれフェスティバルの目玉企画で、遠方からたくさんの方が参加します。春から秋にかけても、鉄道やオフロード、夏の屋台村などイベントが多く続き、町内外の観光客で賑わいます。
女満別空港からはレンタカーで約60分、バス(北見経由)を使うと約150分で陸別町に到着します。町内の主要機関はコンパクトにまとまり、徒歩で移動可能です。町外への移動にはバスの利用がおすすめで、北見方面へ往復7便、十勝方面へは往復9便が運行します。また、JRとバスを乗り継ぐことで札幌方面からアクセスすることも可能です。
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エゾ鹿は近年「ジビエ」として注目を浴びています。農作物などの被害防止のため、陸別町では狩猟により年間約1,000頭のエゾ鹿を捕獲しています。地元の加工センターで製造した「鹿ジャーキー」をご賞味ください。
平成25年度、地元の加工研修センターで「りくべつ牛乳」の試験製造を開始し、翌年に本格販売を開始しました。その後、スイーツとして誕生したのがカタラーナ風の「りくべつおあずけプリン」です。食べられるまで『おあずけ』させられます。
平成24年度、陸別町の天然水を活用して誕生した「百恋水(ひゃっこいみず)」です。地域限定発売のほか、ふるさと納税でも返礼品としてご用意しています。
飲食店や薬局などが入居する、複合施設内の会議室です(最大6名まで)。1時間250円(税別)で9:00~18:00まで利用可能です(※事前予約制)。
バリアフリー設計の「ちょっと暮らし住宅」です。夏は涼しく、冬はあたたかく過ごせます。スーパーや診療所なども徒歩圏内にあります。
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