「サケにこだわるまちづくり」で知られる標津町は、南に根室半島、北に知床半島、東には野付半島があり、海・山・川・大平原の豊富な自然環境を活かした様々なアクティビティを提供しています。現地ガイドのもと、北海道らしい大自然の魅力を余すところなく体験いただけます。まちの中心部にある「海の公園オートキャンプ場」は、キャンプ場から東の洋上に北方領土国後島を望むことができ、また徒歩1分でまちなかの飲食店へアクセス可能など、利便性が高いロケーションです。
町民を対象に農水産物の無料配布を行い、鮭は年に1度オス1尾が、ホタテは夏・冬に約2kgずつ(10~14枚)、さらに冬のホタテ配布に合わせてバター200g×2つも配られます。鮭の配布の日にはさばき方教室を同時開催するため、さばけない方でも安心していただくことができます。ふるさと給食にも力を入れ、秋には学校給食にいくら丼を提供しています(※食べられない子には代替メニューを提供)。
根室海峡では、サケ科魚類を主食としていた縄文時代から10,000年もの間、鮭を核とした生活・文化を持続してきました。縄文時代の遺跡の発掘調査では食料の遺物の9割をサケ科魚類の骨が占めるなど、特に重要なものであったことが伺えます。アイヌ文化でも鮭は神の魚(カムイチェプ)と称され、神様からの贈り物と考えられています。この地域での鮭の重要性は、長い歴史の間、連綿と今日に続いていることがわかります。
中標津空港は東京(羽田)のほかに札幌(新千歳)から直行便が就航しています。空港からレンタカーを使用すると、標津町市街地まで約30分で到着します。車の運転が苦手な方は、JR釧路駅からバスに乗車するのがおすすめです(約150分)。
子どもの育つ森づくりを目指して、私有地の森庭を手作りしています。ツリーハウス、五右衛門風呂、バイオトイレなどが点在する森庭は「きつつきの森」と名付けられ、年に数回イベント時に解放されています。地域体験コーディネーターも兼任しているオーナーがいる森へぜひ遊びにいらしてくださいね。
北方領土の隣接地域であり、東の洋上わずか24kmにある国後島をより間近で見ることのできる洋上見学、北方領土館の視察のほか、元島民による講話を通じて当時の島内の様子などを詳しく聞くこともできます。そのほか、江戸時代以降にこの地域でも盛んだったとされる山漬け(鮭の塩蔵)づくり体験を通し、当時の食文化などまで観光ガイドが丁寧に説明、手ほどきをしてくれます。
鮭漁の荷揚げ現場を地元ガイドが案内します。時には数万匹もの鮭が水揚げされることもあり、早朝の標津漁港では日本で最も早い朝日とともに壮観な光景が楽しめます。
世界に生息しているサケの仲間18種30種類以上を展示している“サケ”に特化した水族館です。標津川から引き込んだ魚道水槽があり、秋(10月頃)には遡上や産卵行動を観察することもできます。
古代遺跡と往時の景観が残された標津遺跡群。その脇を流れる「ポー川」はかつて遺跡を残した人々も丸木舟を使って遺跡まで往来した、古代の道でもあります。地元ガイドとともにカヌーに乗り、古代人の道程を辿ってみませんか。
しべつ「海の公園」釣り突堤では、国後島を望む標津前浜の豊かな海で鮭やコマイ、カレイなどが釣れます。釣具のレンタルやガイド付きプログラムもあり、初心者でも手ぶらで釣りを楽しめます。
夏・冬のホタテ、そして秋の鮭は標津を代表するグルメです。鮭は塩焼きやあきあじ鍋、ちゃんちゃん焼き、鮭飯寿司などのほか、鮭の腎臓を塩漬けにした「ちゅう」や鮭の心臓など、産地ならではの珍味も味わえます。特に夏場に獲れるトキシラズは脂のりが良く、高級感あふれる味わいです。遡上した脂の抜けた鮭を地元の木材で燻して作る「鮭節」は、伝統製法の「手火山造り」により燻され、標津ならではの香り高い逸品です。
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小さな森の1日1組限定の宿 "Forest-House-Ranapirica" は、馬が開いた小さな森庭に大草原と山並み、広がる星空、樹上の空中ネット、ツリーハウスにバイオトイレなどが設置されている「暮らしを楽しむ」宿です。「Airbnb」からご予約ください。
湧き出る温泉を利用したホテルから、地元の食材食材を活かした旅館、民宿まで多くの宿泊施設があります。詳しくは「南知床標津町観光協会」で紹介しています。
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北海道の東端に位置する根室地方は、世界自然遺産知床やラムサール条約登録湿地といった世界に認められた自然・景観を満喫できるほか、水産業や酪農業が盛んな地域で、豊かな海がもたらす新鮮で美味しい魚介類、広大な牧草地で育まれたチーズやミルクといった乳製品も自慢です。雄大な自然や食を体感しながら、新鮮な気分でワークしてみませんか?詳しくはモデルプランをご覧ください。