津別町は、北海道の東側・オホーツク管内の最も南に位置する、農業と林業を中心とした人口約4,500人の町です。総面積の約9割を占める森林から生まれる澄んだ空気、津別川や網走川の清らかな水が豊かな自然をつくる一方、夏は30℃を超え、冬はマイナス20℃を下回るなど、寒暖差のある気候が特徴です。厳しい自然の中で育つ農作物のほか、数々の賞を受賞した肉牛や乳牛など、自然の恵みを受けた「モノづくり」に励んでいます。また、愛林の町らしく木工業も盛んで、職人が手掛ける椅子など、こだわりの「モノづくり」精神に溢れています。
国内唯一の木製スティックスプーン製造を行う企業、崎陽軒の「シウマイ弁当」用の木箱を50年以上製造し続ける企業など、たくさんの林産業が活躍しています。近年では、東京五輪のメダルケース製作に採択された企業が有名です。また、雑誌やポスター、レコードジャケットなどを制作した経歴を持ち、オホーツクのイメージキャラクターをデザインしたイラストレーター・造形作家や、魅力あふれる北海道東エリアの生きた映像発信を行うビデオグラファーも在住しています。
日本初の有機JAS認定を取得した「明治 オーガニック牛乳」をはじめ、有機栽培や特別栽培などのサステイナブルな農業に取り組んでいます。また、全国的なコンテストで最優秀賞を受賞した「つべつ和牛」や、統一した飼料を給餌して飼育するなど、町内5戸のみで徹底した管理のもとで生産された「流氷牛」など、豊富な農畜産物を生産しています。
6月の「クリンソウまつり」を皮切りに、7月の「つべつ夏まつり」、8月の「つべつ七夕まつり」「つべつ納涼盆踊り大会」、9月の「つべつふるさとまつり」、10月の「つべつ産業まつり」と夏から秋にかけて毎月イベントが開催されています。また、2月にも「つべつアイスキャンドルまつり」のほか、不定期で有志の団体がイベントを開催するなど、津別町を感じられる機会を提供しています。興味のある方は是非、日程調整のもとお越しください。
女満別空港と札幌(新千歳)を繋ぐ便があるため、札幌圏から津別町への往来も可能です。女満別空港からの移動にはレンタカーを利用するのが一般的で、津別町主要部までの所要時間は約30分です。また、隣町の美幌町や北見市で乗り換えが必要となりますが、運転の苦手な方にはバスの利用がおすすめです。
―「空き家の数などを含めて、津別町は"余白"が多いので、何かやりたいことがある人は実現できる環境といえます。大自然の中で働きたいとか、夢がある方には是非とも来ていただいて、仲間になってもらえばうれしいですね」―(「つながる。HUBest」インタビューより)
立川さんへのインタビュー全文は「つながる。HUBest」でご覧いただけます。
コワーキングスペース「JIMBA」では、毎週金曜に週替わりマスターによるシェアバー「JIMBAR」を開催しています。採れたて野菜などを使った地元料理だけでなく、バーを訪れるお客さんやマスターとの交流も楽しめます。また、まちづくりを盛り上げるイベントなども開催され、自治体職員らと地域の現状把握や今後の取組についての意見交換なども実施しています。
約8,000坪の牧場跡地を4年かけて改修し、2001年にシゲチャンランドがオープンしました。日常から解き放たれて敷地内に点在する作品群と向き合い、ディープでありながらピースフルな異空間ともいえるシゲチャンワールドを散策してみてください。詳しくは「シゲチャンランド ホームページ」をご覧ください。
木材工芸館に隣接した工房では、簡単な素材を用いて木と触れ合いながら木工の楽しさを体験できます。インストラクターが指導してくれるので、全くの初心者でも問題なく、オリジナルの木工クラフトを制作できます。詳しくは「津別町ホームページ」をご覧ください。
森林セラピー基地「ノンノの森」を中心に、森林セラピストによるガイドなど、津別町をフィールドにした様々な自然体験企画を運営しています。また、森林セラピーガイド登録、研修も受講することができます。詳しくは「ノンノの森ネイチャーセンター ホームページ」をご覧ください。
初めての方でも体験できるプログラムでは、短いレッスンを受けた後は早速林道へトレッキングします。牧場の中で簡単な乗馬体験も楽しめますので、まずはお気軽にご連絡ください。詳しくは「津別ホーストレッキング研究会 ホームページ」をご覧ください。
グランジャーという前後に車輪のついた板をはき、人工マットの斜面を滑り降りる夏スキーです。初心者の方だけでなく、夏期間の競技スキーヤーの練習にも利用されています。詳しくは「津別町ホームページ」をご覧ください。
地元でしか食べられない相生名物「元祖クマヤキ」のほか、「道の駅あいおい」では原料にこだわった『挽きたて、打ちたて、茹でたて』の10割そばや昔ながらの手作り豆腐、地元農家が丹精込めて育てた新鮮野菜を購入し、味わうことができます。
津別町のローカルメディア「道東テレビ」が運営する、空き家を利活用したコワーキングスペースです。ドロップイン利用(2時間500円)のほか、JIMBAが24時間利用可能なオンラインサロン(月額1,000円)も開催しています。JIMBAオーナーを務める 立川 彰 氏のインタビュー記事は「つながる。HUBest」で紹介しています。
町内の空き店舗を約500人が参加したリノベーションにより生まれ変わった、町民融合型のゲストハウスです。移住希望者や観光客が地域と繋がる「入口」、交流拠点として利用されています。
1995年に地元有志によってオープンした自然公園にある施設です。地元産木材から造られているため、夏は涼しく冬は暖かく快適に滞在できます。森林の息づかいを感じられ、津別町がそのまま体感できる施設です。
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